平成28年度 卒業証書授与式

3月15日、平成28年度の卒業証書授与式が執り行われました。

校長先生の式辞では、「この1年の、3年生の最上級生としての努力はすばらしかった。考査やテストの結果がすべてではない。3年生は、修学旅行・部活動・体育大会・合唱祭などのすべての学校生活の面で先輩として学校を引っ張ってくれた。義務教育が終わった今、一人ひとりがかけがえのない存在であることを理解し、自分の良心に従って生きていってほしい。日々の努力が理想の自分へと変えてくれる。」というお話がありました。

その後は、PTA会長の森岡様から祝辞がありました。祝辞の中では、東日本大震災で被災した中学生の答辞を引用され、「私たちは自然の猛威の前に無力だったが、生かされた者として強く・たくましく生きていきたい。当たり前に過ごす今この瞬間を大切にしたい。」とお話がありました。

在校生の送辞では、現生徒会長の笠桐知愛くんが、「3年生からは、真摯な姿勢・周到な準備・並々ならぬ努力・固い絆を学んだ。」とし、卒業生へは「夢は翼のようなものだから、折れることのないよう、大切に守らければならない。」というエールを送りました。送辞では、前生徒会長の蒔崎健太くんが、「どうしたら成功できるのか?」と尋ねられたウォルト・ディズニーの答え「自分でやってみることだ」を引用し、夢に向かって諦めず挑戦し続ける決意を見せました。

西部中学校自慢の、在校生による「勝利の行進」は今年も見事でした。良い天気に恵まれ、在校生や教員に見送られていく卒業生たちの笑顔はすばらしかったです。