令和元年度第2学期 始業式

9月2日(月)、令和元年度第2学期の始業式が執り行われました。

生徒代表意見発表では、2年生の石﨑優海さんが富山県北方領土復帰促進少年少女北海道派遣事業に参加した経験について発表しました。
はじめに、富山県は北海道に次いで北方領土からの引揚者が多いことの紹介がありました。しかし、北方領土問題が終戦から74年を経ても解決していないことで引揚者の高齢化が進んでおり、このままでは四島の返還を見ることなく関係のある方々が亡くなってしまうのではないかと危惧されているとのことでした。北海道から北方領土まではほんのわずかな距離しかないにもかかわらず、引揚者の方々が四島の土を踏めないことが同じ日本人として悔しく、ぜひ北方領土問題を自分に関係のあることだと考えてほしいとのことでした。

学校長の式辞では、2学期は目標に向かってみんなで力を合わせる体育大会や合唱祭等の大きな行事があることから、一人一人が意欲的・積極的に参加することで集団のパフォーマンスが上がるという話がありました。また、学習や生活といった普段の学校生活においても、「具体的な目標をもち、自分のなりたい姿・ありたい姿をイメージして、その姿になるようにとるべき方法を考え、実践していってほしい。小さな成功を積み重ねていくことで自信をつけ、2学期はさらに成長していくことを期待する」とのことでした。